Photo: BTS Twitter @BTS_twt

昨年8月にリリースしたシングル『Dynamite』が世界で大ヒット！アメリカビルボードのシングルチャートHOT100で1位を獲得した7人組のアーティスト、BTS。また、グラミー賞では初のノミネートと単独ステージを披露。惜しくも受賞は逃したものの、その勢いは止まることを知りません！そんな彼らの魅力をメンバーごとに探る第二回目の主人公はジン！

いったいどんな人物なのか一緒に見ていきましょう♡

BTSで最年長のメンバー、ジン。韓国ではメンバーを家族のように呼ぶことが多いため、長男と呼ばれることも。

あだ名のWWHはワールドワイドハンサムの略。「ジンニム」とは名前のジンに韓国語で「様」という意味の「ニム」をつけたもので「ジン様」という意味があります。

また、ジンといえば、肩幅がと〜っても広いことで有名。メンバーからもからかわれるほど。長身に広い肩幅と小さな顔、引き締まったウエスト…そして白い肌に一重で大きな目、すらっとした鼻に厚めの唇…どこか品があるその容姿はまるで王子様のよう♡

話し方はおっとりしていて、歌声は安定感がありとても美しく、どこか儚さがあるのが特徴です。

自他ともに認めるイケメン、ジン…その名もWWH。これはビルボードでレッドカーペットにおり立った際、ジンが「左から3番目の男」としてSNSで話題になったことがきっかけ。それを聞いたジンがなんと自ら命名したあだ名です。

以前から自分で自分を「イケメン」と称し投げキスをするなど少々ナルシストな面が多かったジン。「今朝、鏡を見たら（自分が）イケメンすぎてびっくりした」などの発言は、もはやBTSとARMY（BTSのファン名）の間では日常茶飯事。それでも、本当にイケメンなので何にも言えません！（笑）。実際、メンバーにイケメンと言われることも多く、特にシュガはジンのお顔が大好き。「ジンさんはとにかくイケメン」と褒めることも。

また、最年長でありながら童顔なことでも有名。ファンの間では「全然歳をとらない」「年々若返ってる！」とたびたび話題になっています。

Photo: BTS Twitter @BTS_twt

デビュー当時はクールな王子様がコンセプトだったそうですが、『FIRE』のMVで金髪＆投げキスの反応が良かったことから今のような3枚目キャラになったとか。メンバー曰く、今の方がとても自然に見えるとのこと。

そして、親父ギャグが大好き！よくメンバーを爆笑させたり、はたまたシラけて非難されたり、と大騒ぎ（笑）。芸人ですか？というほど体当たりで笑いをとりに行くことも少なくありません。

また、ゲームも大好きでゲームをしているところを配信しながら一人で大騒ぎ。

釣りも好きで忙しいスケジュールの合間を縫ってシュガを誘っては早朝からお出かけ。一匹も釣れずに笑いを誘うことも。

ジンはとにかく明るくて面白く、見ているこちらも自然と笑顔になってしまいます。

とても細身ですらっとしているジンですが、食べることが大好きで『EATジン』というコンテンツを持っているほど！かなりの大食いで、と〜っても美味しそうに大量の料理をどんどん食べていきます。その食べっぷりは見ているだけで気持ちいい！

一方、作るのも大好きで以前はメンバーのためによく料理を作ってあげていたそう。リアルバラエティの 『Run BTS』などでも料理をする姿を見ることができます。

美味しそうにジンの料理を頬張るメンバーを見ると…料理上手なことが分かります。抜群の容姿に美しい歌声、面白くて料理までできちゃうなんて…完璧すぎませんか？？

さて、抜群の容姿で面白くて料理も上手、とかなりハイスペックなジンですが…実は有名大学を卒業したインテリでもあるんです！本当に完璧ですよね…⁉︎

BTSの練習生として合流した時点ではすでに大学生だったジン。一般人だった期間が一番長いメンバーと言えます。そのためか、事務所の代表であるパンシヒョクプロデューサーも「デビュー前から変わらず一番常識的」と話すほど。

そして、頭の回転がとても速い！いつもはふざけたりはしゃいでいることが多いジンですが、難解なゲームをするときやギャグを言うときに彼のスマートさを垣間見ることができます。特に彼らのバラエティ『Run BTS』で行うゲームでは、ジンが負けることはあまりありません。そのため年下メンバーたちはゲン担ぎのために自分のチーム名にジンの名前をつけて何とか罰ゲームを防ごうと必死になる場面も多く見られます。（中には「ジンがいないジンチーム」などもありました笑）

そんな弟たちと言い合うジンのやりとりが微笑ましくBTSの仲の良さを感じる一面です。

そもそもジンがBTSに入ることになったきっかけは何だったのでしょう？

実は中学時代にも東方神起や少女時代などが所属するSMエンターテイメントにスカウトされた経験がある強者！しかし、中学の頃は詐欺だと思ったため断ったそうです。

その後、大学時代に現事務所にスカウトされこの道に。もともと演技の道に興味があり、大学も映画芸術学科に進んでいたためアイドルにも興味が湧いたそうです。

一見、ヒップホップとは無縁にも見えるジンですが、BTSになってくれたこと、そして今までやめずにいてくれたことに感謝しかありません。

大学時代にスカウトされ練習生としてBTSに合流することになったジンですが、実はそれまで歌もダンスも経験がなかったそうです。
RMの記事でもご紹介しましたが、BTSにはダンス経験ゼロのメンバーが3人ほどいます。そのうちの1人がジン。残りの2人はRMとシュガです。ジン以外の2人はデビュー前から既にラッパーとして活躍していたのですが、ジンはボーカルの経験もゼロでした。なんと、ダンスも歌も練習生になってから始めたんです！

ダンスはもちろんですが、演劇用の発声しかやったことがなかったジンにとってボーカルの発声は全く違うものだったためかなり苦労したそうです。

BTSには超人的な身体能力を持っていたり、音楽や作詞の才能がずば抜けたメンバーがいるなど、モンスター集団と言えるほどの逸材が揃っていますが、何の経験もなく合流したのがジンといえます。その時の驚きとプレッシャーは相当だったのではないでしょうか…

さらにメンバー全員が自分の才能に満足することなく貪欲に努力を重ねているため、他のメンバーに追いつき、またそれ以上に成長するためには何十倍にも努力をしたはずです。想像しただけでも壮絶ですね…

そんなジンの努力がわかるデビュー当初のエピソードも。

ある日、シュガとJ-HOPEが宿所で誰かが何度も謝りながら歌を練習する声を聞きます。恐る恐る近づいて確認すると、ジンが夢の中で怒られながら練習をしていたとのこと。

また、2016年のアルバム『WINGS』ではジンのボーカルがとても成長したとメンバー内で称賛を浴びることも。

いつも明るいジンですが、影では常に自分の足りないところを意識し努力を重ねているのかもしれません。しかもジンは、そんな姿はあまり見せないんだそう。こういったエピソードに触れる度に目に見えるものが全てではないと感じます。

イケメンで少しナルシストでギャグとゲームが好き。普段は年下メンバーと騒いでいるイメージが強いジン。しかしビハインド映像などを見ていると舞台裏では物静か。他のメンバーがはしゃぐのを静かに見守っていることが多いことに気づきます。

昨年、自身の誕生日に出した自主制作曲「Abyss」にはこんなコメントが添えられていました。「僕は僕の悲しい感情をファンの皆さんと共有したくない。いいことだけをお見せしたいからです。でもそれが音楽なら話は別です」

悲しい感情を話すとファンも一緒に悲しんでしまうことを心配し、普段は明るく振る舞うジンですがソロ曲には心の傷や痛みが表現されていることが多いように思います。

ジンの美しい歌声と、どこか切なくて心に響く歌詞やメロディはいつものジンを知っているからこそ胸にくるものがあります。

ナルシストな一面がある一方で常に謙虚でとても気遣いができることで業界でも有名なジン。そもそもジンがナルシスト発言をしたり、ギャグを言うのは周りの雰囲気を明るくするため。相手が笑ってくれると僕も嬉しいし、相手が笑う顔を見ると一緒に笑うことができるからだそう。また、ナルシスト発言も「本当に自分を見てかっこいいなんて思いますか？そういうとみんなが喜ぶので」と話すことも。

まわりが負担に思わない範囲で、面白楽しく場を盛り上げることに長けているジン。

こういった行動を見ていると、自らの影響力を使って「自分に自信を持って楽しく生きる大切さ」を見せるよう努力しているように思えます。

そんなジンはコンサートの中で「以前はとても静かだったけど、メンバーやファンに会って変わった。本当に人は変われるんだと思った」と感謝の気持ちを述べています。

有名になっても尚、謙虚さを忘れず周りを気遣いながらも盛り上げようとする姿勢がファンだけではなくメンバーや業界内でも人気の秘訣と言えるのではないでしょうか。

もともととっても仲が良いBTSですが、中でもジンは愛されお兄ちゃん。ジンが何かしようとするとメンバーが邪魔をしたり、からかったり、じゃれあったりと、とにかくメンバーはジンのことが大好き！

儒教の国で年上を重んじる文化がある韓国でグループの最年長といえば厳格なイメージがあるかもしれませんがジンは全く逆。とても優しくメンバー想い。何でも自分から率先して行動する姿もよく見られます。

普段騒いだり、冗談ばかり言うジンをメンバーが恥ずかしがるのはよくある光景ですが、本当は雰囲気を明るくするためだということ、そしてジンの影の努力をよく知っているからこそ誰もが認める存在に。

いつでもブレずにポジティブな発言でメンバーを支え、頭の回転がはやくて常識的で謙虚で見習うことが多い、頼れるお兄ちゃん。それがジンと言えるのではないかと思います。

これまでジンの人柄についてご紹介してきましたが、ここではソロ曲をご紹介したいと思います！

ジンが普段見せることのない心の痛みや苦しみを垣間見ることができるものばかり。どういう心情で生まれた曲なのか、想像しながら聞くのもオススメです。

・Short film

・フルバージョン

「信じてるんじゃない、耐えているんだ」から始まり、「僕は空を飛ぶことも、空に触れることもできない」という歌詞と「それでも僕は6輪の花をぎゅっと握って僕は歩いていくだけだ」というメンバーを歌っていると思われる歌詞が印象的。ジンの心情を歌っているかのような内容で彼の決意と覚悟が垣間見える曲。

・パフォーマンス

・フルバージョン

愛する人のために自分を偽っていたことに気づき、本当に愛すべきは自分自身であると歌う曲。たとえ不器用で至らない部分があっても、この世で唯一無二な自分は美しい。それを認めるべきだ、という歌詞は常に自分を愛する努力をしているジンだからこそ聞く人の心にも響くように思えます。

ファンを地球に、自分（ジン）を月に例えた童話のように美しいファンソング。

ジンが隠したい自分自身の心の傷をファンに全て見透かされているんじゃないかと配しながらも

という甘いながらもどこか控えめな歌詞に普段のジンとのギャップや本当のジンについて考えさせられ、聞くたびにジーンとくる曲。

ジンの曲はこの他にも、『This Night』『Abyss』などがあるので気になった方は是非聞いてみてください♡

BT21はLINE FRIENDSとBTSが生み出したキャラクター。その中で、ジンが作ったのは…アルパカのRJ。ジンは普段からアルパカに似ていると言われているためこのキャラクターを作ったそう。メンバーの中でもとりわけ自分のキャラクターに愛情を持ち、いつでもグッズを持ち歩いています♡

こちらはBTSの公式アバター。ジンのキャラクターはこちらです！（赤いラインのヘアバンドしている黒髪のキャラクター）

その他、SNSで彼らに言及する際にファンが使うアイコンがあります。ジンの場合は🐹（ハムスター）。🐹を使うことでジンと書かなくても彼のことだと分かります。是非使ってみてください♡

※ただしこれはBTS内だけで他のグループでも同じアイコンを使用することがあるためご注意ください。

さて、BTSのメンバーひとりひとりにフォーカスを当てる「魅力しかない⁉︎BTS（防弾少年団）のメンバーをご紹介②ジン」はいかがだったでしょうか？？ジンの魅力は伝わりましたか？？普段見せる明るくて楽しいお兄ちゃんジンと、時々垣間見える本当のジン。そのギャップに心を揺さぶられる方も多いのではないでしょうか？？

この記事では書ききれない魅力もたくさんありますので、ハマった方は是非チェックしてみてください♡