Photo: Whoop Japan
5月19日(木)東京・LINE CUBE SHIBUYA、21日(土)大阪・メルパルクホール大阪で、VICTON 2年半ぶりとなる公演「2022 VICTON JAPAN FANCONCERT ‘VICTONの春 : ONE DAY’ 」が開催されました。
今回ChoeChoeでは、東京公演2部の様子をレポートします。
オープニング曲は、メンバーが1曲目に選んだ日本初披露の『Howling』からスタート。
2曲目は今年1月に発売した、清涼感あふれるシングル曲『Chronograph』と続きました。
来場しているALICE(VICTONのファン名)は声を出して応援できない代わりに、大きな拍手や手に持っているペンライトをたくさん振って、2年半ぶりの来日公演を盛り上げました。
左端のビョンチャンからチャン、セジュン、スビン、ハンセ、スンシクの順に自己紹介し、椅子に座ってトークコーナーがスタートしました。
メンバーたちは日本になかなか来られない間、日本で食べたラーメンのことを思い出しては、メンバー内で「美味しかった」「また食べたい」と話していたとのこと。
その後メンバーたちが、今日ALICEと一緒に素敵な思い出を作りたいということで、特別な1日を描いた、「VICTONのハル日記」のコーナーへ。
メンバーそれぞれが描いた絵日記を披露しながら、それらにまつわるエピソードを語りました。
最初は、スンシクがマイクスタンドで歌っている絵が映し出され、5月末に韓国で発売されるカムバック曲のレコーディング風景だとコメント。
カムバックのスポ(ネタバレ)については、「スポ王はセジュンです。以前ラジオで、発表前の新曲のサビをセジュンがちょっと歌ってしまってしまいました。」とチャンが暴露し、カムバック曲のダンスをセジュンが少しだけ披露しました。
続いては、ジムでダンベルを持っているチャンが描かれた絵が映し出されました。
特に気をつけて鍛えている部位についてMCが尋ねると、「スーツをビシッと着たいと思い、特に肩と胸を中心に鍛えています。最近は鍛えること自体が楽しいです。」とコメントし、自慢の腕をビョンチャンが触って確認する一幕も。
セジュンはミュージカルの練習をしている絵を公開しました。
スンシクと出演するミュージカルを準備中で、一番大変なことについては「ハーモニーの合わせるところが難しい」と言い、「ミュージカルのときはVICTONのセジュン、スンシク兄さんとは違う面を見てほしい」とアピールしました。
ハンセは、5月末に韓国でカムバックする新曲のジャケット撮影の様子を描いた絵を披露。「とてもリラックスした雰囲気の中で、楽しみながら撮影をしました。これからもかっこいい姿を写真に収めていきたいです。」とコメントしました。
ビョンチャンの絵には、たくさんの花が描かれていました。
「ピンク色の花は、ドラマ撮影で行った済州(チェジュ) 島に咲いていた桜です。」とコメントし、美味しい食べ物を食べる暇もなくずっと仕事をしていたことを明かしました。済州(チェジュ) 島以外におすすめの観光地にビョンチャンの出身地・全州(チョンジュ)をあげ、「食べ物も美味しいですからね。」とアピールしました。
スビンは棚に色々な品が飾られている絵を公開しました。木の形をしたキャンドルやLEDライトなどが描かれていました。
スビンは「全てALICEからのプレゼントで、本当に素敵な愛を貰っていると感じました。」とコメントしました。
絵日記コーナーが終わると、ビョンチャンが「次のステージは皆さんに初めて披露します。」と曲紹介をして、『Want Me』を披露。
椅子に座ったまま歌うメンバーの姿を、客席のALICEたちは目に焼き付けていました。
その後は再びゲームコーナーがスタート。「一心同体テレパシーゲーム」ではMCがお題を10問出し、お題1つ1つに対してメンバー全員がポーズを合わせていき、7問以上揃うことができたらミッションクリア、というルールです。
1問目は「セルフカメラ」。メンバー全員携帯電話でセルカを撮る動きだったので、見事クリアしました。
2問目「象」もメンバー全員揃いました。韓国と日本では象を表すポーズが違い、日本のポーズをMCから教えてもらうとメンバーたちは不思議そうに見ていました。
3問目は「フィギュアスケート」。スビンやチャンはスピンしている姿、ハンセはエンディングのポーズ、セジュンは滑っているポーズをして、全員揃いませんでした。
4問目は「ボディービルダー」。スンシクだけが腕を下の方にむけてポージングをしたので、正解ならず。
5問目の「キヨミポーズ」は、頬に指を1本おいて全員正解しました。
6問目は「ラーメン」。全員がラーメンを箸で食べるポーズをして正解しました。
7問目は「ホラー映画」。チャンがゾンビを連想するポーズをして不正解に。
8問目は『Howling』。『Howling』の振り付けで使うポーズが揃い、なんとか全員正解しました。
9問目は「チョン・スビン」。バラバラのポーズになってしまい、7問以上の正解には達成しませんでした。
10問目は映画のキャラクター「ドクター・ストレンジ」のポーズ。ポスターなどで使用されているポーズを見ながらメンバー全員でポーズをしました。
その後フォトタイムが設けられ、メンバーたちは客席に向かってかわいいポーズなどを披露し、ALICEとの時間を楽しみました。
ビョンチャンが出演したドラマ『社内お見合い』の話になり、主人公の弟ハミンのセリフを言ったあと、ドラマ『恋慕』で演じたガオン役のセリフの方がより特徴があると言うと、ガオンのセリフを披露。客席からは拍手が起こりました。
その後は『社内お見合い』 のOST『You Are Mine』を、スンシク・セジュン・ビョンチャンが披露しました。
黒色のシャツとパンツに衣装チェンジして再び登場したメンバーたちは、『Unpredictable』のパフォーマンスへ。スタイリッシュなダンスナンバーに会場のテンションもヒートアップしました。
スンシクが「今回披露する曲を決めるにあたって非常に悩みました」と言い、客席にセクシーな曲か可愛い曲がいいか質問すると、客席の拍手はどちらも同じぐらいの大きさでした。VICTONの可愛い曲を代表する『UNBELIEVABLE』の1フレーズをメンバーが歌う一幕も。
また、日本で行きたい場所については、「急に思いつきましたが、しばらくタワーレコードに行っていないので、また行きたい。」(セジュン)、「以前渋谷で見かけた、マリオカートに乗りたい」(スビン)
その後『 White Night 』のパフォーマンスを披露し、スンシクが「日本公演でこの曲を披露したら喜んでもらえるかな、と思いました。さっき “これから『 White Night 』を披露します” と言った時に何人かのALICEから反応があったので、この曲を好きでいてくださるんだな、と気分が良くなりました。」とコメントしました。
FANCONCERTも終盤にさしかかり、メンバー1人ずつ感想を述べました。
「本当に嬉しいし幸せな時間でした。来てくださって、本当にありがとうございました。」(ビョンチャン)
「僕たち日本に来るのは約3年振りになります。それにも関わらず、こうやって足を運んでくださって、そして僕たちを歓迎してくださってありがとうございます。これから先、VICTONも頑張っていきますので見守ってください。」(チャン)
「長い間ずっと待って、僕たちを愛してくださったアリスの皆さん、実際に目の前で見ると、本当に皆さん可愛くなりました。それだけ長い時間だったな、と思います。そしてAliceの皆さんも、僕たちを見ながら同じようなことを感じているのではないでしょうか。みなさんのおかげで僕たちVICTONがここまで来られました。ありがとうございます。」(セジュン)
「2年6か月ぐらい前、皆さんに、”これからは皆さんに度々会えることになると思います”って言った気がします。待たせてしまって申し訳ありません。今回日本に来てファンの方々と(特典会で)会ったのですが、”スビンを待っていたら3才年を取っちゃった”とおっしゃいました。皆さんをお待たせした分、幸せな気持ちで皆さんに応えていきたいと思いますので、お互い元気で、これからさらに幸せな思い出を作っていきましょう。」(スビン)
「日本に来て、久しぶりに公演を行い、とても楽しいステージを幸せな気持ちで過ごすことができました。これからもいい思い出を作っていきましょう。そして、もうすぐで僕たちの新しいミニアルバム『Chaos』が出ます。今までとはまた違ったかっこいい姿をお見せしていきますので、どうか楽しみにしていてください。」(ハンセ)
「日本に初めて来て公演した、豊洲PITの日のことをすごくよく思い出します。その時と同じぐらい、皆さんに会いたいという気持ちが大きかったです。本当に僕たちが久しぶりに来日したにも関わらず、たくさんの方が来てくださって、一緒に楽しんでくださってありがとうございます。今後は本当に度々会えることになると思うので、慎重に約束したいと思います」(スンシク)
メンバー全員がそれぞれコメントしたあと、『Mayday』を披露しました。
アンコールは、白のTシャツに、黒のパンツスタイル、グッズのタオルを持って登場し、『Sweet Travel』を披露しました。
最後スンシクが「日本の象のポーズを知って不思議な気分ですが、また一つ可愛い思い出が出来ました。(笑)皆さん約3年ぶりに戻ってきた僕たちに、温かい愛情と応援をくださって、本当にありがとうございます。また会える日までどうか元気でいてください。そして、僕たちは近々また帰ってきます。」とコメントし、再び会うことを約束すると、FANCONCERTは惜しまれつつ終演しました。
2年半振りに行われた来日公演はVICTONとALICE にとって、特別な時間になりました。
5月末からスタートする韓国活動も楽しみです。
Text : LALA