Photo: OWV (C) ChoeChoe
世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON 2022 Premiere in Tokyo」が5月14日(土)と15日(日)の2日間、幕張メッセで開催され、オンラインでも世界中のK-POPファンがリアルタイムでKCONを一緒に楽しみました。
コンベンションエリアではカフェで飲み物を飲み、共有できるコンセプト空間「KCON CAFE」や、KCONでの思い出写真を残せる「フォトブース」、K-POPファンたちの文化でもある“コーヒーカー”をコンセプトにカスタムドリンクを提供する「DUGEUN DUGEUN CAFE」など、会場で楽しめる多様なイベントが用意されました。
今回「ChoeChoe」では、15日(日)コンベンションエリアで開催されたアーティストとファンが身近に交感できるファンミーティングプログラム、「DUGEUN DUGEUN HUNTER」(DUGEUN DUGEUNは日本語に訳すと「ドキドキ」)に登場したOWVの様子をレポートします。
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黒色を基調としたスタイリッシュな衣装を身にまとったOWVが登場すると、客席からは声援が出せない代わりに大きな拍手が起こりました。
リーダー本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の順で自己紹介をしたあと、MCから「笑いとトークの腕前もさることながら、ステージに上がると圧巻のパフォーマンスで人々を魅了し、一度ハマったら抜け出せなくなる、底なしの魅力を持った無限の可能性を秘めている4人組です。」と紹介されると、本田が「めちゃくちゃハードルを上げているんじゃないですか」と言うなか、「全て言って下さいました。」と佐野が頷く場面も。
昨年と現在の違いについて、「ご時世が落ち着いてライブができるようになったので、よりプロ意識がでてきた。どしっと構えられるようになった。」(浦野)
また、以前ダンサーとしてKCONのステージに立ったことがある佐野に、「現在アーティストとなって輝くステージをみなさんにお見せする心境は?」と質問すると「昨日(14日) のKCONで初めて1曲ダンサーさんをつけてパフォーマンスしたのですが、支える側から支えていただくダンサーさんと一緒にパフォーマンスすることができて感慨深いものがありました」とコメント。
7月27日に6枚目のシングル『Time Jacker』の発売が決定し、会場から拍手が沸き起こりました。「もっと拍手して」(本田)「いいだろ別に」(中川)「(写真や動画を)撮っている方もいらっしゃるから」(浦野)「それぞれですからね」(佐野)と次々とコメントが。
新曲について「5枚目のシングル『You』はミドルバラードで春に適した曲でしたが、『Time Jacker』は打って変わってトラック感もすごく攻撃的で聴きごたえのある曲になっています。一言で言うとOWVっぽいと思っていただける曲に仕上がっていると思います。」(中川)
今年の活動予定については、「今日みたいにたくさんのアーティストの方と一緒に出るイベントに沢山出て行きたい。色々なイベントが復活してきたのでOWVとして出たい」(本田)
今後やってみたい楽曲について質問されると、「やっぱ僕たちに一番合うのって言ったら愛嬌全開のかわいい雰囲気」(佐野)「やったことない」(中川)「やらされるよ!」(浦野)のコントのような流れから、MCが「皆さん見てみたいですか?」と。
「”やりまーす”って言う切りこみですね」(浦野)という言葉どおり、佐野が愛嬌を見せることに。
椅子の後ろに隠れ、そこからひよっこり顔を出し、ちょっと照れながらルダハート(両頬を挟んで両手でハートを作るポーズ)を作り愛嬌を炸裂しました。
「一年前では考えられない。成長しましたよ。」と浦野が褒める場面も。
ファンミーティング後に行われるコンサート「KCON 2022 Premiere in Tokyo」の鑑賞ポイントを聞かれると、「今回披露する曲のなかで、みんはで一緒にペンライトや手を振れる曲があるので、練習するのはどうですか?」と浦野が提案。
『TALK TALK TALK』 のサビ部分を浦野が歌いながら、右手を上げながら拳を3回振って客席と一緒にリズムをとり、コンベンションステージと客席が一体となりました。
その後は1人ずつ引いた紙に書かれたミッションをクリアしながら、箱の中にハートを入れていく、「DUGEUN DUGEUN HUNTER」ゲームがスタート。
「エンディング妖精」をひいた佐野は、『UBAUBA 』の曲に合わせてエンディングを少し踊り、ハードなダンスを踊ったように呼吸を整えていると浦野から「そんな疲れてないだろ」と即座にツッコミが。
また浦野の「おかえりの一言」では、「実家暮らしだからお母さんにいつも言ってもらっているもんな」とプチ情報も。浦野は「QWV(ファン名)が彼女になったつもりでやります」と言うといきなり床に横たわり、「後ろの人が見えへんから」と中川にツッコまれる始末。「QWV、今日も遅くまでお仕事お疲れ様。俺は寝ていただけだけど、ご飯作ってあるから食べてね」と言うも会場は微妙な雰囲気に。「実家暮らしだから自炊できない」と言うと「あなたがご飯を作れないことは大半の方が知らない。」とメンバーからツッコミが。
結局拍手の数からハートを2個しかBOXに入れることが出来ず、中川の「愛嬌」へ続きました。
「生まれた瞬間に愛嬌をやっていたので」とボケたあと、投げキッスと人差し指をほっぺに当ててにっこりすると、客席から拍手が。
最後の本田は「モーニングコール」。「OWVの4番目は怖い」と言いつつも「このハードルを飛び越えられるのがOWVかなと思っているので、一発かましちゃおうかな?」とノリノリの様子。
「まだ目覚めてないよっていう方は拍手」と会場を煽り「ここにいる目覚めていない奴らみんな起こします」と、昔のダイアル式電話で電話をかける真似をして、「もしもし。今起きた?え?歌って?OWVが次にやりたいプリプリかわいい歌をやるね。”everybody 耳 うさちゃんbaby everybodyうさ耳〜”」と、右手を頭の方でウサ耳のようにダンスしながら歌い続けると、メンバー達から「もうやめて〜」と強制終了させられ、ミッションクリアならず。
急遽かっこいいダンスをリレー形式で披露し、ミッションクリアを目指しました。
佐野、本田、中川、浦野の順で『 UBAUBA 』 を格好良く踊っていると、サビ部分のときに本田が急にうさ耳ダンスを始めました。すると浦野もやり始め、中川、佐野と続き、最後は4人全員でうさ耳ダンスを披露し、会場は大盛り上がり。
しかし『Sound the Alarm 』のBGMがかかると一変。終始クールに踊り、見事ミッションをクリアしました。
ご褒美はOWVの曲『CHASER』の衣装をイメージした、コーラをベースにして作られたコラボドリンクのコースター付きクリームソーダ。終演後に差し入れされることが決定し、メンバー達は大喜びしました。
コンベンション後に開催される「KCON 2022 Premiere in Tokyo」 に向けては、「今日仲間たちと一緒にみなさんを楽しませてたいと思っています。会場にいらっしゃる方もオンラインで観ている方もみんなで楽しみましょう。」(本田)
最後はハートの付いたカチューシャや天使の羽がついたカチューシャやステッキなどかわいいアイテムが並んでいるなか、1つだけ馬の被りものが。
他のメンバーはかわいいアイテムを身に付けるなか、馬の被り物を手にした浦野が文句を言いつつも結局被り、会場は笑いの代わりに拍手をしながら盛り上がりました。
「7月ぐらいにうさ耳ダンスを解禁しますので、楽しみにしていてください」(本田)と最後までボケ倒し、楽しいファンミーティングは終了しました。
終始楽しいトークで客席を楽しませてくれたOWV。コンベンション後に行われた「KCON 2022 Premiere in Tokyo」のコンサートでは、トーク力の高さに加えてクールなパフォーマンスを披露し、OWVの魅力にハマった人が続出していました。
今後さらなる活躍が期待されます。
Text & Photo: LALA