Photo: INI (C) ChoeChoe
【オリジナルレポート&フォト】「KCON 2022 Premiere in Tokyo」 ファンミーティングプログラム「DUGEUN DUGEUN HUNTER」に、OCTPATHが登場!
世界最大級のKカルチャーフェスティバル「KCON 2022 Premiere in Tokyo」が5月14日(土)と15日(日)の2日間幕張メッセで開催され、オンラインでも世界中のK-POPファンがリアルタイムでKCONを一緒に楽しみました。
コンベンションエリアではカフェで飲み物を飲み、共有できるコンセプト空間「KCON CAFE」や、KCONでの思い出写真を残せる「フォトブース」、K-POPファンたちの文化でもある“コーヒーカー”をコンセプトにカスタムドリンクを提供する「DUGEUN DUGEUN CAFE」など、会場で楽しめる多様なイベントが用意されました。
またコンベンションエリアでは、アーティストとファンが身近に交感できるファンミーティングプログラム「1DAYヒーリングカフェ」も開催され、14日はJO1、15日はINIが登場しました。
今回「ChoeChoe」では、15日に開催されたINIの「1DAYヒーリングカフェ」の様子をレポートします。
開演と同時に会場から、昨年11月に発売されたデビューシングル『A』に収録されている『KILLING PART』のイントロが流れると、メンバーの藤牧京介を筆頭に全身白色の衣装でパフォーマンスをしながら登場したINI。聴いているだけでヒーリング効果がありそうな穏やかな雰囲気のなか、抽選で選ばれたラッキーな200名のMINI (INIのファン名)は、目の前のINIにDUGEUN DUGEUN(韓国語でドキドキ)していました。
代表して尾崎匠海が、テーブルの上に置いてある看板をCLOSEからOPENに変え、1日限定のヒーリングカフェが開店しました。
自己紹介では「皆さんに冷たいアイスアメリカーノを入れます」(田島将吾)、低音ボイスが魅力の池﨑理人は「僕の声でヒーリングします」など、この日ならではのコメントで自己アピールするメンバーも。
MCから2ndシングル『I』制作時のエピソードを聞かれると、「ダブルタイトル曲だったので『CALL 119』と『We Are』どちらが投票で選ばれてもいいように、2曲ともMVを撮って1日でダンスを覚えて、他の曲も一緒に覚えながら2〜3週間練習したので、週3〜4日ぐらいは焼肉を食べに行っていました。」(池﨑)
ハードな練習からわかるように、ダンスの揃い具合が半端じゃないと評判のINI。一糸乱れぬダンスを韓国では「刀群舞(カルグンム)」と言われていますが、普段どのように練習しているのかMCから聞かれると、「リーダー・ 木村柾哉が前に立ってダンスを指導、指摘したり、メンバーみんなで意見を出し合ったり。その繰り返しです。」(西洸人)
更に、振付を揃える練習のやり方を質問すると、「木村の気分次第ですね(笑)。めちゃくちゃしんどいときに”あと4曲、フルで通します”って言われると、”えー⁉”ってなります。でも優しいときは”これで最後だから”と言われます。」(西)
またタイトル曲『CALL 119』の歌詞「俺を Like a 119」、「俺がSaving you」とは反対に、最近助けてと思ったプチハプニングを木村に聞くと、「僕はダンスの練習のときにみんなの前に出ています。みんなが踊ってその分疲れていると思うんですけど、”これから4曲通します”と言って僕も踊るときに、”お前は今からだろ”という、みんなの空気が流れる時はプチハプニングというかドキっとします。」と告白。すると田島将吾が即座に、「(木村) 柾哉くんはみんなと踊っていないのに、ちゃんとダンスが出来るからスゴい。」とフォローしました。
木村は「(指摘して)言っている分、覚えられて合わせられます。ま、忘れるときもありますけどね。」と笑顔でコメント。
昨年9月、デビュー前に韓国で行われた「KCON:TACT HI5」に出演したINI。そこで初パフォーマンスを披露した感想を聞かれると、「デビュー前に韓国で合宿して練習してからの初舞台だったので、めちゃくちゃ緊張したけど楽しかったです。あの時の動画を観ると嬉しい気持ちになります。」(田島)
前日14日(土)の公演「KCON 2022 Premiere in Tokyo」については、「有観客でパフォーマンス出来るのが毎回楽しみなので、今もですがMINIのみんなと会えるのが楽しいです。嬉しいですし、DUGEUN DUGEUNしますね。」(藤牧)
「1DAYヒーリングカフェ」後に開催される「KCON 2022 Premiere in Tokyo」の鑑賞ポイントについては、「1日目と少し違ったラインナップでパフォーマンスをします。」(髙塚大夢)「INIだけが出来るような、素敵なパフォーマンスを楽しみにしていただけたら。」(佐野雄大)と意気込みを語りました。
トークが進み、コンベンションエリアのウォールに来場者からお悩みを書いてもらい、1日限りのスタッフ・INIが全力で解決していくメインイベント「1DAYヒーリングカフェ」コーナーへ。
「就職で地元を離れるか悩んでいます。家族や親しい友達と離れて暮らす寂しさを、どうやって乗り越えましたか?」というお悩みに、「デビューを機に大阪から東京に上京しました。親やおばあちゃんに会いたいときは意外と大阪は近いので帰ります。でも東京では、めちゃくちゃ面白いINIのメンバーに囲まれているのでずっと楽しいです。ラッキーアイテムは”おばあちゃんの肘”ですね。(笑)」(後藤威尊)
「沖縄出身ですぐには帰れないので寂しい気持ちもありますが、INIのメンバーが毎日温かく接してくれるので、毎日楽しく過ごすことができて…大好きです。」松田迅が言うと、すかさず木村が「3ヶ月に1回ぐらい(松田)迅がホームシックになっている姿を見て、可愛いなと思います。」と、松田の意外な一面を暴露しました。
「人見知りなので初対面の人と話すのが苦手なのですが、初対面の人とどんな風にうちとけますか?」というお悩みには、「自分も人見知りだけど、自分から話しかけないと友達ができないし、自分が頑張って一歩を踏み出さないと永遠に始まらないので、頑張ってファーストステップを踏み出すのが大事だなと思います。ちょっと恥ずかしいかもしれないけれど、頑張って気になる相手に声をかけてみたら、もしかしたら共通の話題があるかもしれないし性格がすごく合うかもしれない。でも最初の第一声を自分から行動をおこさないと仲良くなる段階は永遠に来ないので、頑張って自分から声をかけてみましょう。」(許豊凡)
メンバーから「100点」と言われるほど親身になって、お悩みを解決しました。
どうやって声をかけたらいいか?という質問には、「僕はお喋りでコミュニケーションおばけなので、何も考えずに自分が話したいことを話して楽しんでいます。相手のペースにも合わせます。」(松田)
「僕、結構人見知りするタイプなので、悩む人の気持ちがわかります。好きなこととか趣味など共通点を見つけたら、仲良くなりやすいのかなと思います。」(佐野)
聴くといいラッキーソングに、2ndシングル『I』に収録されている『Polaroid』を許がセレクト。「『Polaroid』を聴いて、ハッピーな時間を過ごしてください。」(許)
MINIのリアルな悩みを解決した感想を聞かれると、「悩むことはみんなあると思う。一緒に話し合ったりしていけたら少しでも悩みがなくなるMINIの方も増えると思うので、悩みをぶつけてください。一緒に考えていきましょう。」(木村)
また池﨑が「最近寝つきが悪い」と悩みを打ち明けると、ご飯を食べた帰りに乗ったタクシーですぐ寝た、と藤巻から暴露された尾崎が「ご飯をいっぱい食べましょう」とアドバイスをする一幕も。
最後に西が「皆さんのお悩みを全部受け止めて、それを全部パフォーマンスで返します。僕たちのパフォーマンスを観てください」と「KCON 2022 Premiere in Tokyo」 の意気込みを語りました。
尾崎が看板をCLOSEに戻したあと、「皆さん本日はご来場いただき誠にありがとうございました。」と挨拶し、惜しまれつつも「1DAYヒーリングカフェ」 は閉店しました。
Text & Photo: LALA