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【オリジナルレポート】 「NIK LIVE TOUR 2022」 KT Zepp Yokohama公演レポート 激しいダンスやバク宙からフリップ芸まで披露!『会いたかったぜー』

Photo:©︎ARGS

5月27日(金) KT Zepp Yokohama(神奈川)、30日(月) Zepp Namba(大阪)で、日韓合同グループNIK(ニック)による、日本ライブツアー「NIK LIVE TOUR 2022」が開催されました。

NIKとしては2020年の年末に行ったZepp Tokyo公演以来およそ1年半振り、またデビュー後、日韓メンバーが同じステージで行う待望の初公演ということで、開演前からNIKEE(ニキ・NIKのファン名)の熱気は高まっていました。

今回ChoeChoeでは、5月27日(金) KT Zepp Yokohama公演1部の様子をレポートします。

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シルバーカラーをポイントとした上下白の衣装で登場したNIK。
1曲目は日本デビュー曲の『Universe』でスタート。激しいフォーメーションダンスやパク ハのバク宙など、パワフルで気迫溢れるパフォーマンスを披露しました。ラテンロックと妖艶なダンスが印象的な『Hurricane 』が終わると、トークコーナーがスタート。リーダーのゴンミンがMCを務めました。

左端のパクハから、日向、ゴンミン、瞭、ヒョンス、龍太、ユンソル、コ ゴン、太一、テフンの順に自己紹介をすると、「皆さんの前でNIK全体として、皆さんの前に立てることができて本当に嬉しいし、僕たちの今まで見せられなかった姿を全部見せたいと思います。」とユンソルが意気込みを語りました。

「会いたかったぜー。」と太一が会場全体に響き渡るほど大きな声で叫ぶと、客席から拍手が起こりました。

コ ゴン、パク ハ、テフンが制作したバラード曲『Stay』、続けて切ない歌詞とメロディーが融合されたミディアムバラード『ANOTOKIE』を披露しました。

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有観客ライブが実現した喜びをかみしめながら、ユニットステージまでの間、テフン、瞭、日向、太一、龍太の5人でトークを進行しました。

2年前の日向はクールでガチガチだったと暴露されると「悪い言い方をしたら、(自分は)ただの面白くないやつやったんですよ。」と大阪弁で返し、メンバーたちからは、「今ではオープンになって面白いことを言うようになった。」と褒められる一幕も。

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DANCEユニットステージでは、ゴンミン、ヒョンス、ユンソル、コ ゴン、パク ハの5人が上下鮮やかなブルーのスーツに黒のハットで登場し、振り付けを担当したユンソルが冒頭ソロパフォーマンスで客席を魅了。Jazzをベースにしたダンスから、途中曲調が変わるとコミカルな振り付けのダンスで客席を魅了しました。

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RAPユニットステージは瞭、太一、テフンの3人が担当し、昨年韓国デビュー後の歌番組出演期間に3人で作り始めたという曲を初披露しました。瞭とテフンでステージをあたため、途中太一が登場し、3人3様のリリックとラップで会場を沸かせました。

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VOCALユニットステージでは、上下白のスーツで登場した龍太と日向が、赤頬思春期の『私の思春期へ』(日本語ver.)を披露。思春期特有の感情をつづった歌詞と切ないメロディーに、会場の雰囲気は一気に変わり、ヒョンス、コ ゴン、パク ハのVOCALユニットステージへ繋ぎました。

3人は黒のTシャツ、黒のパンツスタイルの衣装で、JYJのバラード曲『in heaven』をカバー。感情溢れる美しいハーモニーを奏でました。

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その後、上下黒を基調とした衣装のメンバーたちが登場し、未発表の新曲でテフンが制作に参加した『La Vida Loca』を初披露。

テフン曰く「ラテン系の音楽ですごく特徴的なメロディーです。遊ばれてるような気持ちで歌える曲ですが、すごくいい曲ですのでたくさん聞いてください。」

難易度の高い激しいダンスにも関わらず、わずか3日間で完成させたハイレベルなパフォーマンスに客席は大興奮!

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HIPHOPベースの力強さ溢れる曲『BOMB 』を初めて全員で披露した後は、「皆さんが好きになってくれてほんとに嬉しい。」(コ ゴン)とコメントするほど、NIKEEから人気の高い、大人の雰囲気溢れる『Jealousy』を披露しました。

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公演の感想を聞かれると、「言葉で簡単に表現できないんですけど、オーディション番組から始まって、ここに至るまで色々あったと思うんですけど、今こうしてみなさんと一緒に過ごしてることが全てだと思います。この時間を大事にして、これからみんなでもっと素晴らしいものを作っていって、 いつかもっと大きいステージに立ちたいなって思います。」(日向)

太一「現実なのかなと思うぐらいに人がたくさんいて、すごく緊張しましたが、やっていくうちに超楽しいなって思いました。皆さん楽しんでいただけましたか?」(太一)

「この公演のためにNIK全員で一生懸命準備したんですけど、ちょっと時間が足りなくて、新曲とか完璧な姿を見せたかったけど、それはちょっと出来なくてすみません。次は限界を乗り越えて、もっといい姿を見せるために一生懸命頑張ります。」(ヒョンス)

「毎回言ってますけど、 NIKEEのみんながこうやっていてくれるから、僕たちは何度もステージに立てるので本当に感謝してます。僕たち準備期間が長かったのに、それでもついてきてくれる皆さんがいるから、 こうやって僕たちはずっと活動し続けることができます。僕たち早くもっと有名になって、もっと大きいステージに立てるように精一杯頑張るので、皆さんこれからも応援よろしくお願いします。」(龍太)

「今までNIKEEの皆さんと直接会う機会があまりなかったので、本当に会いたかったです。だから最初から嬉しくて、本当に楽しかったです。」(ゴンミン)

韓国デビュー曲でもある人気の高いトロピカルなダンスナンバー曲『Santa Monica』で会場の熱気はヒートアップしました。

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アンコールはメンバー全員ツアーTシャツを着て登場。

ゴンミン、ヒョンス、コ ゴン、瞭、太一は白のTシャツを、ユンソル、パク ハ、テフン、龍太、日向 は黒のTシャツを着用しました。

5月18日にファンクラブ限定で発売された新曲『Better Spring』を披露した後は、最後の曲でオーディション番組のテーマ曲『Life Goes On』へ。

テフンがフリップ芸をしながら、ゴンミンの眉毛ウェーブや瞭のマシュマロキャッチ、ヒョンスが腹筋を披露したり、パク ハのアクロバティック、ユンソルのマジック披露など、それぞれメンバーの一発芸を紹介し、大盛況のうちに終演しました。

メンバーたちは舞台袖まで客席に向かってずっと「ありがとう」とNIKEEに感謝を伝えると、名残り惜しそうに去っていきました。

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日韓の往来が再開され、今回のLIVE TOUR を皮切りに精力的な活動が期待されます。
勢いとパワー溢れるNIKに今後も注目です!

Text : LALA