魅力しかない⁉︎ BTS（防弾少年団）のメンバーをご紹介③SUGA

Photo: BTS Twitter ＠BTS_twt 

昨年8月にリリースしたシングル『Dynamite』が世界で大ヒット！アメリカビルボードのシングルチャートHOT100で1位を獲得した7人組のアーティスト、BTS。
また、グラミー賞では惜しくも受賞は逃したものの、初のノミネートと単独ステージを披露。その勢いは止まることを知りません！

4月2日には日本のバンドback numberとコラボし映画『劇場版シグナル　長期未解決事件捜査班』の主題歌にもなっている最新曲『Film out』が公開され話題に…
そんな彼らの魅力をメンバーごとに探る第三回目の主人公はシュガ！

いったいどんな人物なのか一緒に見ていきましょう♡

年齢はジンに次いで上から2番目のメンバー。普段はとってもクール。7人の中で一際白く、砂糖のように甘く可愛い笑顔が特徴です。また、足がとても細いことでも有名で女性が隣に立ちたがらないほどだとか。

あだ名は「ミンシュガ天才チャンチャンメン」。これは訳すと「ミンシュガ天才最高最高マン」。Vliveの際にファンが送ったフレーズがそのまま使われています。

シュガは仕事以外はほとんど寝ている、あまり話さない、他人には無関心という話があるほどかなり省エネ。なんと、来世は石になりたいんだとか。

そんなシュガにVは「石になりたがってるけど、（もし石になったら）僕がいつも身につけて美しいところに連れていってあげる」と話すシーンも。まだまだ遊びたい年下メンバーとの絡みは、まるでおじいちゃんと孫のよう。一度は拒絶しながらも、まんざらではなさそうな表情がなんともいえません笑。

また、BTSのブレインといえばRMですが実はシュガもとても物知りでBTSの雑学王。
彼が書く歌詞、紡ぐ言葉はどれも心に響くものがあります。

相手の求める答えを汲み取るセンスにも優れ、話し上手でもあるためインタビューや記者会見で発言したりBTSのバラエティ番組でMCを務めることも多いです。

来世は石になりたいほど動くのが苦手なシュガですが、実はシュガといえばバスケ！と言うほどバスケットが得意。『Dynamite』のMVでもシュートをするシーンがあるのでご存知の方も多いかもしれません。

実は名前の『シュガ』はバスケットのポジション「シューティングガード」を略したものなんです。また、日本の漫画『スラムダンク』も大好きだそう。ここからシュガのバスケット愛が伝わってきますよね！

シュガがバスケをする姿は本当にかっこいいんです！気になった方はYouTubeなどで検索してみてください♡

BTSで料理上手といえばジンが思い浮かぶ方が多いかと思いますが、シュガもかなりの腕前。ジンはどちらかというと家庭料理が得意なイメージですが、シュガはステーキやパスタなどが得意で料理をする姿はまるでシェフ。

また、以前はよく服をリメイクしていたそうで裁縫も上手。

そして、シュガといえばピアノ！幼い頃からピアノが好きで、とても大切にしていたんだそう。なんと噂によればピアノを独学で習得したとか。そんなピアノへの想いはソロ曲にもなっています。

最近はギターや絵を始めたとのことで、ファンに披露してくれたことも。

一見クールで無気力、何にも興味がなさそうなシュガですが実は手先が器用でとても多才なんです！なんでもさらっとこなす姿は本当にカッコいい…！

ミンストラダムスとは、シュガの本名「ミン・ユンギ」と「ノストラダムス」をあわせた造語。シュガの発言がまるで予言かのように次々と実現されて行くため、このようなあだ名がつきました。

例えば…スタジアム公演、ビルボード1位、グラミーに行くなど…はじめはメンバーも笑ってしまうくらい大きな夢だったのですが、なんと、全て叶えてしまいました…本当にすごいですね。

これらの夢は本人曰く「叶えられそうな気がした」から発言したんだとか。目標を公言して実現するというのはその分プレッシャーものしかかるもの。目標が大きければ大きいほど簡単なことではないですが、自分の位置をしっかり把握しプレッシャーを跳ね除けて実現してしまうところがカッコ良すぎますね！

BTSのほとんどの曲のクレジットに彼の名前が載っているほどBTSの曲作りには欠かせない存在のシュガ。

そんなシュガが作曲を始めたのはなんと韓国の年齢で13歳頃（韓国の年齢は数え年なので日本では11〜12歳に当たる）なんだとか！とっても早いですね…⁉︎そこから努力を重ね、なんと1日1曲作っていたという話も。今ではBTSはもちろん、他のアーティストの曲をも手がけるプロデューサーでもあります。専門的な知識も豊富でメンバーにとってとても頼れる存在。

ツアーで世界をまわる際には機器を持ち歩き、ホテルでも積極的に曲作りをしています。

本人曰く「曲作り以外にやることがない」とのこと。シュガにとって楽曲制作は生活の一部なのかもしれません。

アルバムのビハインドなどを聞くとトレンドや興行も意識した上で自分たちのカラーを反映させながら作りたい音楽を制作していることがわかります。まさにプロデューサーですね！歌詞も曲も豊富なストックがあることで知られ、メンバーたちから曲をねだられることも。

いつかシュガが楽曲を完全にプロデュースしたBTSのアルバムが出るかもしれませんね！

シュガがBTSの練習生になったきっかけはオーディション。

彼はRMと同じようにもともとはアンダーグラウンドで活動していました。また、幼い頃からすでに作曲をしていたことから、もともとの夢はプロデューサーだったそう。そのため、ビックヒットのオーディションはアーティストとプロデューサーの2部門を受けたそうです。

結果、オーディションに合格。アンダーグラウンドとメジャーの架け橋になりたいという想いもありBTSの練習生を経てデビューすることになったシュガですが、先出のように今やBTS内外の曲を手がけるプロデューサーでもあります。

シュガは音楽で食べていくと決めた際、ご両親に反対されたそう。もちろん、過酷な世界ですしBTSの中でも親に反対されたメンバーはシュガだけではありません。祝福も応援もされない夢はきっと辛かったのでは？と思います。

反対を押し切って努力を重ね、認められたシュガ。コンサートで両親を見つけた瞬間、普段はクールなシュガが何度もお辞儀をしながら泣き崩れたことも。ARMYの間では伝説のシーンの1つです。

シュガもダンス経験がないまま練習生になったメンバーの一人。結成当初はヒップホプグループとしてデビューするのでダンスはリズムをとる程度で良い、と言われていたそうです。
ところが途中からアイドルグループへ路線変更。今のように激しいダンスが特徴のグループへ。デビューからしばらくは冗談まじりで「ダンスはできなくていいって言われたのに…」と文句を漏らすことも笑。

そんなシュガですが、肩の手術で活動を休止した際にはメンバーから「シュガさんの穴が大きい」と言われていました。
いまやパフォーマンス的にも音楽的にもBTSには欠かせないメンバーになっていることから多大な努力が伺えます。

昨年11月に肩の手術をし、最近までリハビリに専念していたことからBTSの活動に参加できないことも多かったシュガ。6人のBTSを見て不思議に思う方も多かったのではないでしょうか？シュガの肩の怪我は練習生時代に遡ります。

見事オーディションに合格しBTSの練習生になったシュガ。しかし当時は生活費や学費がなかったこと、そして事務所が小さく練習生にこれ以上の投資ができず傾きかけていたことから事務所には内緒でバイトをいくつも掛け持ちしていたそうです。

そんなある日、宅配のバイトで雨の中バイクを走らせていたところ、交通事故に遭い左肩を負傷。バイトしていたことがバレてクビになることを恐れたシュガは怪我を隠して練習に行くことに…しかし事故とバイトのことが事務所にバレてしまいます。

シュガはこれで終わった…と思ったそうですが、事務所の社長はなんと学費を全額支援することを提案したそうです。

こうしたこともあり、シュガは練習生を続け見事デビュー。（ちなみにメンバーはデビュー後、しばらく経ってからシュガ本人が告白するまで知りませんでした）

ところが肩は良くならず、なんと注射を打ちながら8年間耐えてきたそうです。

本人曰く、いつ動かなくなるか不安な日々を過ごしていたそう。

そんな中、あるCMの撮影中。左手で長時間物が持てないことに気づき、今後の活動や兵役のことも考えて昨年2020年11月に手術に踏み切ることに決めたんだそう。

手術は無事成功し今は少しずつ活動を再開しながらリハビリを続けているそうです。

事務所との関係の良さに感謝すると同時にステージを愛するシュガにとって、パフォーマンスができなくなるというのは相当な恐怖だったに違いありません…BTSは特に激しいパフォーマンスが多いチームのため、痛みに耐えながら続けてくれた事に感謝しかありません！

ゆっくりでも元気に回復して、また素敵なパフォーマンスを見せてくれるのを待ちたいと思います。

シュガが書く歌詞は簡潔でストレートな表現が多く、比喩が多いRMとはまた違った感性があります。

例えば、「アイドルラッパー」というものへ向けられる誹謗中傷、ものすごい勢いでスターとなったことでついてくる影と恐怖、波瀾万丈な人生を歩む中で感じる「平凡」の特別さ、人気と共に失ったもの…などについて楽曲の中でストレートに表現されています。（他のメンバーも表現することはありますがシュガの場合はストレートな表現が多いです）

また、思ったことも率直に話すスタイルなため成功したことへの恐怖などについても隠すことなく話しています。

例えば、2017年のアメリカンミュージックアワードでステージを初披露した際には「シャワーしながら泣いた。“よかった“というのではなく、怖くて」と想像した以上のことを成し遂げたことへの恐怖とプレッシャーについて語っていました。

誰も行ったことのない道を走り続けているBTSですが、その道は私たちが思うほど煌びやかではなく、とても険しく、厳しく、孤独であることがわかります。そしてBTSも私たちと同じように心を持った人間であると同時に、芸能界などで活躍するアーティストも茨の道の中で努力しているということを忘れてはいけないと感じます。

その他、シュガは心の病気にかかっていたことを自身のミックステープの中で告白しています。こうした経験からか、シュガは悩みを抱える人に寄り添うような発言や歌詞も多く、ある日のVliveでは自分と同じような経験をした人の力になれるよう、心理カウンセラーの資格を目指していると話すことも。

達観した考え方で大人っぽく、とても20代とは思えないシュガ。自分の経験を生かそうと忙しい中でも勉強を続ける姿勢には尊敬の言葉しかありません…

普段はクールで他人には興味がなさそうなシュガですが、メンバーが悩んでいる時にはさらっとあたたかい言葉をかけたり、長いメールを送ったり…と、実はとてもメンバー思いで情にあつい一面も。

2018年、一気にスターダムへと駆け上がり精神的に疲弊したBTSが解散の危機に陥った際にはメンバーに向けて『Outro:Tear』（2018年“LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear‘“より)という曲をつくったという話も。具体的にどこまでシュガが関わったかはわかりませんが、その歌詞は…

これを聞いたメンバーは皆んなで泣いたそうです。

一見クールに見えるシュガですが、内面はメンバーを愛し、大切に思っていることが伝わってきますね。このエピソードは何回思い出しても泣けます…

『Outro:Tear』の歌詞が気になった方は是非検索してみてください！

メンバーにはたまに塩対応することもあるシュガですが、ファンであるARMYにはとにかく砂糖！あま～いセリフをサラッと言ったり、可愛い笑顔を振りまいたり、そのギャップにやられる方は多いのでは？

特にラップライン（RM、シュガ、J-HOPE）はラップ部分の歌詞を自ら制作しているのですがシュガが書く甘い歌詞には注目です♡

また、普段からARMYを喜ばせようとギャップにこだわり、たくさんの魅力見せてくれるメンバーでもあります。自分のことをよく理解し、いつもARMYに驚きを与えてくれるシュガはクレバーでありながらも常に努力を続ける努力家でもあると言えますね！

究極のツンデレにはメンバーもARMYも沼落ちです♡

・Short film

・フルバージョン

シュガの初恋を歌った曲。その相手は一体誰なのか…？想像力を掻き立てられるタイトルですが、聞くとすぐにわかりますよ！気になった方は是非！

聞いた後はシュガにとってその相手がどれだけ大切だったのかがわかります♡

・パフォーマンス

・フルバージョン

恋愛をシーソーに例えた曲で、歌もダンスも苦手とされていたシュガが完璧な歌とダンスを披露しそのギャップも話題なりました。

初めは駆け引きさえも楽しんでいたのにやがて疲れ、どちらかの気持ちが重荷になっていることに気づきながらも自分から別れを切り出せない…という2人の心情をシーソーで見事に表現しています。メンバー内でも人気の曲。

トップスターで常に光を浴びているように見えるBTSの影を歌った曲。光が大きいほど影も大きく、高く飛ぶほどに孤独であるという内容から成功とは何なのか、その裏にあるプレッシャーや恐怖について考えさえられます。

シュガの曲はこの他にも、ミックステープの『AgustD』『D-2』などがあるので気になった方は是非聞いてみてください♡ギャップもたくさん感じることができると思います！

BT21はLINE FRIENDSとBTSが生み出したキャラクター。その中で、シュガが作ったのは…クッキーのSHOOKYです。

こちらはBTSの公式アバター。シュガのキャラクターはこちらです！

※楽曲に合わせて制作されることが多いため、髪型などは都度変わります。

その他、SNSで彼らに言及する際にファンが使うアイコンがあります。シュガの場合は🐱（ネコ）または🐭（ネズミ）。このどちらかを使うことでシュガと書かなくても彼のことだと分かります。是非使ってみてください♡

※ただしこれはBTS内だけで他のグループでも同じアイコンを使用することがあるためご注意ください。

さて、「魅力しかない⁉︎BTS（防弾少年団）のメンバーをご紹介」第三弾ではBTSの次男シュガをご紹介してきました。いかがだったでしょうか？？少々長くなってしまいましたが、これでもまだまだ足りないくらいなんです！！

BTSは名言製造機と言っても過言ではなくらい名言が多いグループですが、シュガが作る名言も多いんです！その他にも魅力がたくさん…

気になった方は是非調べてみてくださいね♡この記事を通してよりたくさんの方にシュガはもちろんBTSの魅力が伝わると幸いです…

最後まで読んでくださりありがとうございます！次回もよろしくお願いいたします！