Photo: ユニバーサルミュージック
4月30日(土)と5月1日(日)に舞浜アンフィシアターで行われた、「Golden Child Real Showcase 2022 “RATA-TAT-TAT”」に2日間行ってきました。
約2年半振りに来日したGolden Childを一目見ようと、大勢の「Goldenness」(Golden Childのファン呼称、ファンクラブ名)が舞浜に集まりました。
コロナ禍以降初の来日ということもあり、開演前の会場内は若干の緊張感が漂っている様に感じられましたが、ステージが始まると一変。
初日は白×黒の衣装、2日目はレーサーを連想させるような衣装で登場し(どちらもMVで着用)、今年1月26日に発売された日本デビューシングル『A WOO!!』からスタート。
サビの部分が耳に残る特徴的なフレーズと力強い迫力あるパフォーマンスを披露し、一気に会場は熱気に包まれました。
続けて2曲目は、レゲトンの曲調が印象的な『Burn It -Japanese Ver.-』(1日目)、ポップな曲調の韓国デビュー曲『DamDaDi -Japanese Ver.-』(2日目)を披露。激しいダンスと歌声にGoldennessのテンションは一気にヒートアップしました。
2曲目が終了し、久々の生ゴルチャ(Golden Childの愛称)を前にGoldenness達は、歓声をあげたい気持ちを抑え、大きな拍手で嬉しい気持ちを表現していました。
左端からY→ジャンジュン→TAG→スンミン→ジェヒョン→ジボム→ドンヒョン→ジュチャン→ボミンの順に並び、椅子に座りながらトークコーナーがスタート。以前日本に住んでいたことのあるTAGを中心に、メンバー全員がほとんど日本語を使って話す姿が印象的でした。
MCから、「日本に来て隔離期間の後、どう過ごしましたか?」と聞かれると、「ジェヒョンとずっとゲームをやっていた。」(ジボム)、「ゲームを20回やって20回ジボムに負けた」(ジェヒョン)、「1人部屋だったので1人で過ごしました。ゲームとアニメとドラマを見て、少し日本語を勉強しました。」(ドンヒョン)、「TAGと一緒に話していた」(Y)、と思い思いに過ごした模様。
「久々の日本はどうですか?」という質問には、「金曜日にスケジュールがあって日本の街を車から見ましたが、雨が降っていて雰囲気がありセンチメンタルな気分になりました。」(ジュチャン)、ジボムが「よく自転車に乗るので、散歩したくなりました。」(1日目)、「1日目のショーケースが終わった後コンビニに行き、牛乳とシュークリームとみたらし団子を買いました。今日も行きます。」(2日目)と言うと、「一番大好きなみたらし団子をコンビニで買って食べました。とっても美味しかった。」とドンヒョン。みたらし団子愛を語り、会場は優しい雰囲気に包まれました。
続いて「日本で行ってみたいところは?」と聞かれると、ボミンは「ドンヒョンさんの部屋に行きたいけど、一度も来いって言ってくれないから…。Goldennessと会えるこの会場です!」と1日目に言っていたので、2日目にMCから「ドンヒョンさんの部屋に行けましたか?」と問われると、「昨日の公演が終わったあと、ドンヒョンさんの部屋でおしゃべりして帰りました。」と嬉しそうに話していました。
スンミンは1日目「以前行った渋谷の寿司屋が美味しかったので、また行きたい。サーモンと緑茶の組み合わせが良い!」と言っていたら、2日目に「1日目の公演後メンバー全員で寿司を食べてとても美味しかったです。また行きたい」とにっこり。
海鮮苦手なジャンジュンに「僕は食べたけど、(同じく海鮮苦手な)ジェヒョンは食べなかった」と暴露され、「食べてみようとお店に入ったけど、海鮮を見た時にダメそうだなと思った。海鮮がまるで“食べないで~“と言っている様だった。次回はトライしてみようと思います。」(ジェヒョン)
ドンヒョンは「ディズニーランドに行きたい」(1日目)「浅草に行って食べたことのないデザートを食べたい。甘いものが好き。」と、それぞれ好きな食べ物の話で盛り上がりました。
TAGが「昔住んでいた浅草橋に行って、昔はこうだったな~とか思い出を感じたいけど、皆さんのことが好きだからここに来ました。」(1日目)、「東京ドームのある水道橋に行きたい。東京ドームでコンサートできるまで頑張ります!」(2日目)と言うと、会場から大きな拍手が巻き起こりました。
初披露した日本デビューシングル『A WOO!!』は、オリコン週間シングルランキング第1位を獲得。
外国人アーティストのデビュー初登場1位になったのは日本の音楽史上6組目とのこと。
「みんなが絶対喜んでくれると思った。1位を獲れたのはGoldennessのおかげです。素晴らしいプレゼントを皆さんから貰ったので、僕たちもっと頑張って活動して、皆さんに必ず返せるようにしたいです。皆さんが応援して下さる分、僕たち更にもっともっと皆さんを幸せにしたいと思う。」(Y)、
「1位を獲ることが出来たのは皆さんのおかげです。今回も頑張って1位を獲りたい」(ジュチャン)と感謝の気持ちをGoldennessに伝えました。
1日目の2曲目に披露した『Burn It -Japanese Ver.-』について聞かれると、「僕たちも皆さんも大好きな曲。どうすれば日本語バージョンが聴きやすくなるか考えた。メンバーみんなが一生懸命歌を練習し、レコーディングして、やっぱり僕たちゴルチャは歌がうまい!」(TAG)、「韓国語バージョンでレコーディングしたことがあったから、日本語バージョンを早く進めることができた」(ジェヒョン)、「日本語バージョンのレコーディングはちょっと難しかったけど、一生懸命練習したからたくさんの応援をお願いします!」(ジャンジュン)。
一方2日目の2曲目に披露した、ポップな曲調が印象的な『DamDaDi -Japanese Ver.-』については、「久々に歌いましたが、やっぱり盛り上がりますね~」とジャンジュン。
MCから「DamDaDiを歌ったりパフォーマンスすることを『ダディる』と言う」と教わると、TAGが即座に「みなさん、今日ダディましたよね~」と使い、大きな拍手が起こりました。
その後、ジャンジュンのパート『あー好きだー』を他のメンバーに託すとしたら?という問いに、ジャンジュンはドンヒョンを指名。ドンヒョンが可愛く言うと、続いてジュチャンを指名。ジュチャンは可愛くできる、と語尾を伸ばしながら『あー好きだー』とアピール。
続いて指名された末っ子のボミンは照れながら言い、最年長のYは叫びながら披露。それぞれの『あー好きだー』に、客席は大盛り上がりでした。
その後ゲームコーナーに進み、質問に2択で答えメンバーが多かった方にポイントが入り、一番多くポイントゲットした人が優勝というルール。
1日目は「オフの過ごし方は、インドア派かアウトドア派か?」「今食べたいのは寿司か焼肉か?」
「夏と冬どっちが好きか?」「写真撮影のとき自信のある表情は笑顔かクールか?」などの質問で盛り上がり、ジュチャン、ジボム、ジェヒョンの3人が優勝し、お菓子やラーメンなどを詰め合わせた『日本の美味しいものセット』がプレゼントされました。
「上手くラーメンを作れないから、TAGさんによく作ってもらう」(ジェヒョン)。ジュチャンは「これは何ですか?」と、酢イカがたくさん入っている箱が気になっていました。
2日目も同じルールでゲームコーナーがスタート。
「食べものの質問は、メンバー全員答えが揃います!」とジャンジュンが言うも、「朝子に食べるならご飯かパンか?」「食べ物の好みは甘党か辛党か?」「好きなおかずはいつ食べる?最初か最後か?」と質問しても全員一致せず、そのことをMCから突っ込まれると、絶妙なタイミングで日本の流行語「はにゃ?」と言い、会場は大盛り上がり。
最後の質問「僕は新曲のコンセプトに最も相応しいYESかNO?」で、ドンヒョンだけが「かわいいから」とNOにしていましたが、他のメンバーから「YES」と言われ、ここで初めてメンバー全員答えが一致しました。
2日目はYとジャンジュンが優勝し、『日本のカップ麺セット』をプレゼントされ大喜び。
他のメンバーは、罰ゲームのセクシーポーズを一人ずつ披露しました。
ゲームが終わると5月11日に先行配信&MV公開される、日本2nd Single『RATA-TAT-TAT』(ラタタタ)について。
「初めて聴いたとき、どう思いましたか?」という質問に「目が点になった。僕の好きなスタイルの曲なので、この曲で踊ったらGoldennessがどれだけ幸せになるのかと考えるだけで笑顔いっぱいになりました。」(TAG)、「強烈でパワフルなので、聴いただけで元気になります。200%の情熱を感じた。」(ボミン)、「めっちゃ速くてヤバい。聴いた瞬間僕らの曲だ!と思った」(ジュチャン)「パワフルな曲!日本語の歌詞の内容がわからなかったので、少しずつ勉強していく面白みがありました。何かをやり遂げていくという意味の曲だと思いました。」(ジボム)。
『RATA-TAT-TAT』の聴きどころについては、「僕たちの素敵なパフォーマンスと素敵な声、素敵なビジュアルを見ながらこの曲を聴くと目が点になると思います」(TAG)
また2日間とも「ダンスの大変さを顔文字(イモティコン)で表現すると?」と聞かれると、スンミンが口から滝のように流れている顔文字の真似をしながら表現し、とてもハードなダンスだということが伝わりました。
面白くてかわいさ満載のトークコーナーが終了すると一転、クールで大人っぽい雰囲気の日本2nd Single『RATA-TAT-TAT』を初披露。
サビの『RATA-TAT-TAT』の部分が頭から離れなくなるほど印象的で、ずっと聴いていたくなるクールな曲調と、激しいダンスに会場は拍手で盛り上がり、大盛況のままショーケースは幕を閉じました。
最後TAGが「次はコンサートを準備して来ますので待っていてください」と言っていたように、次回はたくさんの曲を披露している姿を観たいと思いました。
今後のGolden Childの活動から目が離せません!
Text: LALA